更新日:2023.04.12
Updated: 2023.04.12
今週のうなぎセミナーについてお知らせいたします。
Here is information of the Unagi-seminar(January, 11).
************** Seminar on Seismology IV B, D /地震学ゼミナールIV B, D (Unagi Seminar) **************
科目:地震学ゼミナールIV B, D / Seminar on Seismology IV B, D(修士・博士)
日時:2024年 1月 11日 (木) 13:30~
場所:京都大学 防災研究所 本館E-232D または オンライン(Zoom)
Date and Time:2024-01-11, 13:30~
Place:Uji Campus Main Building E232D or Zoom (Hybrid)
Please join the seminar on-site, especially students who need credit.
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Speaker(発表者): 吉村 嶺 (Ryo Yoshimura)
Title(題目): ETASモデルとAICを用いた群発地震検出手法の開発の試み
Abstract(要旨):
明確な本震を伴わない地震発生レートの増加を群発地震と呼ぶ(e.g., Mogi, 1963)。群発地震は,火山活動が活発な地域や沈み込み帯,トランスフォーム断層など,陸海域問わず様々な場所で発生する。群発地震活動の観測例として,内陸での地殻流体の上昇(e.g., Tsuneishi & Nakamura, 1970)や,沈み込み帯で発生するスロースリップイベント(SSE)による誘発 (e.g., Ozawa et al., 2003)などがあり,群発地震の検出は,非地震性現象と地震活動の関係を明らかにする上で重要であると考える。
群発地震の検出手法には,目視による手法や(Holtkamp & Brudzinski, 2011),観測された地震発生レートとEpidemic-type aftershock-sequence (ETAS)モデル(Ogata, 1988)から予測される地震発生レートの大きさの比較に基づく手法などがある(Nishikawa & Ide, 2017; Guo & Zhuang, 2023)。しかし,これらの検出手法には,検出基準の設定が恣意的であるという問題がある。
そこで,本研究は,Okutani & Ide(2011)によって改良された ETASモデル(Ogata, 1988)と赤池情報量規準(AIC; Akaike, 1974)に基づく,新たな群発地震検出手法の開発を試み,相模トラフ房総半島沖において試験的な解析を行った。
本発表では,その試験的な解析結果を報告するとともに,解析の後に明らかとなった用いた手法の問題点と,その解決策について報告する。
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今週のうなぎセミナーについてお知らせいたします。
Here is information of the Unagi-seminar(January, 11).
************** Seminar on Seismology IV B, D /地震学ゼミナールIV B, D (Unagi Seminar) **************
科目:地震学ゼミナールIV B, D / Seminar on Seismology IV B, D(修士・博士)
日時:2024年 1月 11日 (木) 13:30~
場所:京都大学 防災研究所 本館E-232D または オンライン(Zoom)
Date and Time:2024-01-11, 13:30~
Place:Uji Campus Main Building E232D or Zoom (Hybrid)
Please join the seminar on-site, especially students who need credit.
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Speaker(発表者): 吉村 嶺 (Ryo Yoshimura)
Title(題目): ETASモデルとAICを用いた群発地震検出手法の開発の試み
Abstract(要旨):
明確な本震を伴わない地震発生レートの増加を群発地震と呼ぶ(e.g., Mogi, 1963)。群発地震は,火山活動が活発な地域や沈み込み帯,トランスフォーム断層など,陸海域問わず様々な場所で発生する。群発地震活動の観測例として,内陸での地殻流体の上昇(e.g., Tsuneishi & Nakamura, 1970)や,沈み込み帯で発生するスロースリップイベント(SSE)による誘発 (e.g., Ozawa et al., 2003)などがあり,群発地震の検出は,非地震性現象と地震活動の関係を明らかにする上で重要であると考える。
群発地震の検出手法には,目視による手法や(Holtkamp & Brudzinski, 2011),観測された地震発生レートとEpidemic-type aftershock-sequence (ETAS)モデル(Ogata, 1988)から予測される地震発生レートの大きさの比較に基づく手法などがある(Nishikawa & Ide, 2017; Guo & Zhuang, 2023)。しかし,これらの検出手法には,検出基準の設定が恣意的であるという問題がある。
そこで,本研究は,Okutani & Ide(2011)によって改良された ETASモデル(Ogata, 1988)と赤池情報量規準(AIC; Akaike, 1974)に基づく,新たな群発地震検出手法の開発を試み,相模トラフ房総半島沖において試験的な解析を行った。
本発表では,その試験的な解析結果を報告するとともに,解析の後に明らかとなった用いた手法の問題点と,その解決策について報告する。
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© Research Center for Earthquake Hazards.
© Research Center for Earthquake Hazards.