更新日:2019.04.10
Updated: 2019.04.10
今週のうなぎセミナーについてお知らせいたします。
Here is information of the Unagi-seminar(16 January).
************** うなぎセミナーのご案内 (Unagi-seminar) **************
科目:地震学ゼミナールIV(修士・博士)
日時:1月16日(木)14:00~
場所:宇治キャンパス本館E棟2階E-232D
(地震予知研究センター本館セミナー室)
Date and time: Jan. 16, 14:00 ~
Room: E-232D @ Main building
Map: http://www.uji.kyoto-u.ac.jp/campus/map.html
====
[発表者1 (Presenter1)]
栗原悠宇希 (Yuuki Kurihara)
[題目 (title)]
伸張性ステップを有する断層の動的破壊シミュレーション及び開口に伴う非DC成分の評価
Dynamic Rupture Simulation on a Fault With a Dilatational Step: Evaluation Of Non-Double-Couple Seismic Moment Associated With an Opening Crack
[要旨 (Abstract)]
Izmit地震(1999)の余震群に着目したStierle,Bohnhoff andVavryčuk(2014)など、モーメントテンソルに顕著な非ダブルカップル成分を含む地震の発生が報告されている。本研究では、非平面断層で開口を含む破壊をシミュレーションすることで、非DC成分を含む地震が再現できるのではないかと考えた。シミュレーションの手法にはBIEMを利用した。まずSCEC Benchmark Ploblemを利用して数値計算の精度を調べ、次に開口性ステップを有する非平面断層についてシミュレーションを行い、非DC成分を評価した。
[発表者2 (Presenter2)]
野田雄貴 (Yuki Noda)
[題目 (title)]
長野県西部地域における前震活動のP波初動波形の相似性を用いた相対震源決定
Relative hypocenter determination of the foreshock activities using P-wave first motion similarity in the western Nagano Prefecture region in Japan
[要旨 (Abstract)]
長野県西部地域では1995年6月から10kHzサンプリングによる地震観測が行われており、非常に質の高いデータが数多く記録されている。
予備的解析により時空間的に定義した前震活動の中には、各観測点ごとにP波初動波形の似ている地震が多く含まれているものがあった。そこで、ある観測点での記録波形において、同じ前震群に含まれる地震のペアごとにP波初動付近で相互相関係数が最大になる時間差を求め、それをある観測点における2つの地震のP波到達時刻の差であるとした。2観測点間でその時間差の差を計算したものを相対震源決定に用いる方法について説明する。
今後の発表スケジュールは下記の通りです。
====
今後の予定
1月23日:森(M1),岡田(M1)
今週のうなぎセミナーについてお知らせいたします。
Here is information of the Unagi-seminar(16 January).
************** うなぎセミナーのご案内 (Unagi-seminar) **************
科目:地震学ゼミナールIV(修士・博士)
日時:1月16日(木)14:00~
場所:宇治キャンパス本館E棟2階E-232D
(地震予知研究センター本館セミナー室)
Date and time: Jan. 16, 14:00 ~
Room: E-232D @ Main building
Map: http://www.uji.kyoto-u.ac.jp/campus/map.html
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[発表者1 (Presenter1)]
栗原悠宇希 (Yuuki Kurihara)
[題目 (title)]
伸張性ステップを有する断層の動的破壊シミュレーション及び開口に伴う非DC成分の評価
Dynamic Rupture Simulation on a Fault With a Dilatational Step: Evaluation Of Non-Double-Couple Seismic Moment Associated With an Opening Crack
[要旨 (Abstract)]
Izmit地震(1999)の余震群に着目したStierle,Bohnhoff andVavryčuk(2014)など、モーメントテンソルに顕著な非ダブルカップル成分を含む地震の発生が報告されている。本研究では、非平面断層で開口を含む破壊をシミュレーションすることで、非DC成分を含む地震が再現できるのではないかと考えた。シミュレーションの手法にはBIEMを利用した。まずSCEC Benchmark Ploblemを利用して数値計算の精度を調べ、次に開口性ステップを有する非平面断層についてシミュレーションを行い、非DC成分を評価した。
[発表者2 (Presenter2)]
野田雄貴 (Yuki Noda)
[題目 (title)]
長野県西部地域における前震活動のP波初動波形の相似性を用いた相対震源決定
Relative hypocenter determination of the foreshock activities using P-wave first motion similarity in the western Nagano Prefecture region in Japan
[要旨 (Abstract)]
長野県西部地域では1995年6月から10kHzサンプリングによる地震観測が行われており、非常に質の高いデータが数多く記録されている。
予備的解析により時空間的に定義した前震活動の中には、各観測点ごとにP波初動波形の似ている地震が多く含まれているものがあった。そこで、ある観測点での記録波形において、同じ前震群に含まれる地震のペアごとにP波初動付近で相互相関係数が最大になる時間差を求め、それをある観測点における2つの地震のP波到達時刻の差であるとした。2観測点間でその時間差の差を計算したものを相対震源決定に用いる方法について説明する。
今後の発表スケジュールは下記の通りです。
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今後の予定
1月23日:森(M1),岡田(M1)
© Research Center for Earthquake Hazards.
© Research Center for Earthquake Hazards.