更新日:2015.09.29
Updated: 2015.09.29
**************♦ うなぎセミナーのご案内 ♦**************
日時:10月8日(木)14:00~
場所:本館E-232D室
[担当]:青木将
[題目]:近畿地方北部における地殻内及び最上部マントルの地震波速度不連続面の推定
[要旨]:近畿地方北部は,ひずみ集中帯の一部を構成する地域であり,その地下には
フィリピン海プレートが沈み込んでいる.また,この地域では,微小地震活動
が活発であり,深さ25-30km付近にS波反射面の存在が知られている(例えば,
青木,2013).青木ほか(2013)は,反射法によりS波反射面の3次元的な
分布を明らかにし,マントルからの流体によってこの反射面が形成されている
可能性を指摘した.この流体の供給源として,沈み込むフィリピン海プレート
からの脱水が考えられる.海洋地殻中の含水鉱物が脱水分解する際に,温度・
圧力条件が重要となるため,プレートの形状や深さを詳細に推定する事が重要
である.そこで本研究では,レシーバ関数解析を行い,プレートの形状等の推定
を行う.今回は,これまで得られている結果と,今後の予定について発表する.
**************♦ 皆 さまのご来聴をお待ちしています ♦**************
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日時:10月8日(木)14:00~
場所:本館E-232D室
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[題目]:近畿地方北部における地殻内及び最上部マントルの地震波速度不連続面の推定
[要旨]:近畿地方北部は,ひずみ集中帯の一部を構成する地域であり,その地下には
フィリピン海プレートが沈み込んでいる.また,この地域では,微小地震活動
が活発であり,深さ25-30km付近にS波反射面の存在が知られている(例えば,
青木,2013).青木ほか(2013)は,反射法によりS波反射面の3次元的な
分布を明らかにし,マントルからの流体によってこの反射面が形成されている
可能性を指摘した.この流体の供給源として,沈み込むフィリピン海プレート
からの脱水が考えられる.海洋地殻中の含水鉱物が脱水分解する際に,温度・
圧力条件が重要となるため,プレートの形状や深さを詳細に推定する事が重要
である.そこで本研究では,レシーバ関数解析を行い,プレートの形状等の推定
を行う.今回は,これまで得られている結果と,今後の予定について発表する.
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© Research Center for Earthquake Hazards.
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