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うなぎセミナー 11/1

うなぎセミナー 11/1

セミナー等

SEMINARS

更新日:2018.04.07

Updated: 2018.04.07

  • 開催場所:京都大学 防災研究所 本館E-232D
  • Place: 京都大学 防災研究所 本館E-232D
  • 開催日時:2018年11月1日(木) 14時00分~
  • Date and Time: 2018年11月1日(木) 14時00分~

今週のセミナーについてお知らせいたします。

Here is information of the Unagi-seminar(11/1) this week.

**************♦ うなぎセミナーのご案内 (Unagi-seminar) ♦**************

日時:11月1日(木)14:00~16:00
場所:宇治キャンパス本館E棟2階E-232D
   (地震予知研究センター本館セミナー室)

Date and time: 1st Nov., 14:00 ~ 16:00
Room: E-232D @ Main building
Map: http://www.uji.kyoto-u.ac.jp/campus/map.html

====

[発表者 (Presenter)]
植村美優(Miyuu UEMURA)

[題目 (Title)]
常時微動から作成した自己相関関数の年周変化を追う
To observe annual variation in auto-correlation functions made from ambient noise

[要旨 (Abstract)]
近年,地震波干渉法により多くの通常の地震やSSEに伴う地震波速度の変化が検出されている(例えばWegler et al. (2009)やRivet et al.(2011)).地震波干渉法にはしばしば地震のコーダ波や常時微動が用いられるが,常時微動には季節変動が含まれているため,常時微動を用いた解析ではイベントによる地震波速度変化を正確に検出するために,季節変動による(擬似的な)地震波速度変化を考慮しなければならない.常時微動の主な成分は脈動であると考えられており,陸上での観測に比べて海底での観測では,海洋由来の脈動の季節変化がより強く現れることが期待される.本研究では,東北沖に設置されていた海底地震計の記録から作成した自己相関関数の年周変化を追いかけ,自己相関関数の年周変化について考察する.

==

[発表者 (Presenter)]
津田寛大(Hiroo TSUDA)

[題目 (Title)]
中国地方の下部地殻における地震波速度構造
Seismic velocity structure in lower crust beneath Chugoku district

[要旨 (Abstract)]
中国地方の下部地殻におけるP波とS波の速度構造を、地震波トモグラフィーを用いて推定し、それらから中国地方の下部地殻の特性を考察した。地震波トモグラフィーのプログラムには、FMTOMO(Rawlinson et al., 2006)を使用し、P波とS波の速度構造を推定した(ただし、同時推定はできていない)。推定した地震波速度に対し、固液複合系における弾性波速度のモデル(Takei, 2002)を適用し、中国地方の下部地殻における間隙の存在量やその形状、間隙中の流体の種類(水かメルトか気体)の考察を試みた。

===

皆さまのご来聴をお待ちしております。

=== 今後の予定(Schedule) ===
11/8 片上(Katakami), 水戸川(Mitogawa)
11/15 三宅(Miyake), 高橋(Takahashi)
11/22 加藤(Katoh)

今週のセミナーについてお知らせいたします。

Here is information of the Unagi-seminar(11/1) this week.

**************♦ うなぎセミナーのご案内 (Unagi-seminar) ♦**************

日時:11月1日(木)14:00~16:00
場所:宇治キャンパス本館E棟2階E-232D
   (地震予知研究センター本館セミナー室)

Date and time: 1st Nov., 14:00 ~ 16:00
Room: E-232D @ Main building
Map: http://www.uji.kyoto-u.ac.jp/campus/map.html

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[発表者 (Presenter)]
植村美優(Miyuu UEMURA)

[題目 (Title)]
常時微動から作成した自己相関関数の年周変化を追う
To observe annual variation in auto-correlation functions made from ambient noise

[要旨 (Abstract)]
近年,地震波干渉法により多くの通常の地震やSSEに伴う地震波速度の変化が検出されている(例えばWegler et al. (2009)やRivet et al.(2011)).地震波干渉法にはしばしば地震のコーダ波や常時微動が用いられるが,常時微動には季節変動が含まれているため,常時微動を用いた解析ではイベントによる地震波速度変化を正確に検出するために,季節変動による(擬似的な)地震波速度変化を考慮しなければならない.常時微動の主な成分は脈動であると考えられており,陸上での観測に比べて海底での観測では,海洋由来の脈動の季節変化がより強く現れることが期待される.本研究では,東北沖に設置されていた海底地震計の記録から作成した自己相関関数の年周変化を追いかけ,自己相関関数の年周変化について考察する.

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[発表者 (Presenter)]
津田寛大(Hiroo TSUDA)

[題目 (Title)]
中国地方の下部地殻における地震波速度構造
Seismic velocity structure in lower crust beneath Chugoku district

[要旨 (Abstract)]
中国地方の下部地殻におけるP波とS波の速度構造を、地震波トモグラフィーを用いて推定し、それらから中国地方の下部地殻の特性を考察した。地震波トモグラフィーのプログラムには、FMTOMO(Rawlinson et al., 2006)を使用し、P波とS波の速度構造を推定した(ただし、同時推定はできていない)。推定した地震波速度に対し、固液複合系における弾性波速度のモデル(Takei, 2002)を適用し、中国地方の下部地殻における間隙の存在量やその形状、間隙中の流体の種類(水かメルトか気体)の考察を試みた。

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皆さまのご来聴をお待ちしております。

=== 今後の予定(Schedule) ===
11/8 片上(Katakami), 水戸川(Mitogawa)
11/15 三宅(Miyake), 高橋(Takahashi)
11/22 加藤(Katoh)

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© Research Center for Earthquake Hazards.

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