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うなぎセミナー 11/21

うなぎセミナー 11/21

セミナー等

SEMINARS

更新日:2019.04.10

Updated: 2019.04.10

  • 開催場所:京都大学 防災研究所 本館E-232D
  • Place: 京都大学 防災研究所 本館E-232D
  • 開催日時:2019年11月21日(木) 14時00分~
  • Date and Time: 2019年11月21日(木) 14時00分~

今週のうなぎセミナーについてお知らせいたします。

Here is information of the Unagi-seminar(21 November).

************** うなぎセミナーのご案内 (Unagi-seminar) **************

科目:地震学ゼミナールIV(修士・博士)
日時:11月21日(木)14:00~
場所:宇治キャンパス本館E棟2階E-232D
   (地震予知研究センター本館セミナー室)

Date and time: Nov. 21, 14:00 ~
Room: E-232D @ Main building
Map: http://www.uji.kyoto-u.ac.jp/campus/map.html

====

[発表者 (Presenter)]
藤田萌実 (Megumi FUJITA)

[題目 (title)]
EnKFを用いた豊後水道L-SSE発生域のすべり発展推定
Estimation of Slip Evolution on the Bungo Channel Long-term SSE Fault with Ensemble Kalman Filter (EnKF)

[要旨 (Abstract)]
​長期的スロースリップイベント(L-SSE)は、海溝型巨大地震発生域深部のプレート境界面で発生する応力解放過程であると同時に、隣接する巨大地震発生領域への応力擾乱を与える過程でもある。L-SSEの活動が海溝型巨大地震の発生に影響を及ぼす可能性が指摘されており、L-SSEのすべりの時空間発展の推定及びその予測は、海溝型巨大地震発生域での応力蓄積過程を定量的に評価する上で重要な課題である。
Hirahara and Nishikiori (2019)では、豊後水道L-SSEを想定して逐次データ同化手法の一つであるアンサンブルカルマンフィルタ(EnKF)を人工の模擬GNSS変位速度データに適用し、L-SSE発生域でのすべり発展と摩擦パラメータを推定する手法を開発した。本研究では、実際のGNSS観測データにEnKFを適用して豊後水道L-SSE発生期におけるすべり発展の推定を目指し、先行研究の平面断層のモデルにフィリピン海プレートの形状を導入したモデルによる同化実験を行った。なお、従来はL-SSE発生領域浅部側の固着域を考慮したモデルを使用していたが、今回の同化実験では固着域を考慮しないモデルを使用した。本発表ではその経緯と結果について述べるとともに、実際の観測データを用いた解析についても議論する。​

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今週のうなぎセミナーについてお知らせいたします。

Here is information of the Unagi-seminar(21 November).

************** うなぎセミナーのご案内 (Unagi-seminar) **************

科目:地震学ゼミナールIV(修士・博士)
日時:11月21日(木)14:00~
場所:宇治キャンパス本館E棟2階E-232D
   (地震予知研究センター本館セミナー室)

Date and time: Nov. 21, 14:00 ~
Room: E-232D @ Main building
Map: http://www.uji.kyoto-u.ac.jp/campus/map.html

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[発表者 (Presenter)]
藤田萌実 (Megumi FUJITA)

[題目 (title)]
EnKFを用いた豊後水道L-SSE発生域のすべり発展推定
Estimation of Slip Evolution on the Bungo Channel Long-term SSE Fault with Ensemble Kalman Filter (EnKF)

[要旨 (Abstract)]
​長期的スロースリップイベント(L-SSE)は、海溝型巨大地震発生域深部のプレート境界面で発生する応力解放過程であると同時に、隣接する巨大地震発生領域への応力擾乱を与える過程でもある。L-SSEの活動が海溝型巨大地震の発生に影響を及ぼす可能性が指摘されており、L-SSEのすべりの時空間発展の推定及びその予測は、海溝型巨大地震発生域での応力蓄積過程を定量的に評価する上で重要な課題である。
Hirahara and Nishikiori (2019)では、豊後水道L-SSEを想定して逐次データ同化手法の一つであるアンサンブルカルマンフィルタ(EnKF)を人工の模擬GNSS変位速度データに適用し、L-SSE発生域でのすべり発展と摩擦パラメータを推定する手法を開発した。本研究では、実際のGNSS観測データにEnKFを適用して豊後水道L-SSE発生期におけるすべり発展の推定を目指し、先行研究の平面断層のモデルにフィリピン海プレートの形状を導入したモデルによる同化実験を行った。なお、従来はL-SSE発生領域浅部側の固着域を考慮したモデルを使用していたが、今回の同化実験では固着域を考慮しないモデルを使用した。本発表ではその経緯と結果について述べるとともに、実際の観測データを用いた解析についても議論する。​

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© Research Center for Earthquake Hazards.

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