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うなぎセミナー 11/30

うなぎセミナー 11/30

セミナー等

SEMINARS

更新日:2017.04.10

Updated: 2017.04.10

  • 開催場所:京都大学 防災研究所 本館E-232D
  • Place: 京都大学 防災研究所 本館E-232D
  • 開催日時:2017年11月30日(木) 14時00分~
  • Date and Time: 2017年11月30日(木) 14時00分~

今週のセミナーについて連絡いたします.

**************♦ うなぎセミナーのご案内 (Unagi-seminar) ♦**************

日時:11月30日(木)14:00~16:00
場所:宇治キャンパス本館E棟2階E-232D
   (地震予知研究センター本館セミナー室)

Date and time: 30th November, 14:00 ~ 16:00
Room: E-232D @ Main building

[発表者(Presenter)]
植村美優(Miyuu UEMURA)

[題目(Title)]
常時微動を用いた地震波干渉法によるスロー地震に起因する地震波速度変化の検出
Detecting the Temporal Variation in Seismic Velocity Caused by Slow Earthquake, Using Seismic Interferometry of Ambient Noise

[要旨(Abstract)]
巨大地震の前後或いは、巨大地震に先行する地震波速度の変化を検出する一つの手法として常時微動を用いた地震波干渉法が有効である.これまでに複数の先行研究において,地震発生前後(例えば,Wegler et al., 2009)及び地震発生前に地震波速度が低下するという結果が得られている(例えば,Lockner et al., 1977; Yoshimitsu et al., 2009).一方,スロースリップや低周波微動に伴う地震波速度変化はほとんど知られていない.
2011年3月11日に発生した東北太平洋沖地震発生前の同年1月末から3月9日の最大前震発生までの間にスロースリップおよび低周波微動が宮城沖で観測された(Ito et al., 2013; Ito et al., 2015; Katakami et al., 2016).本研究では常時微動を用いた地震波干渉法を,2011年東北太平洋沖地震の発生前から震源域直上に設置された17点の海底地震計に適用し,本震に先行して発生したスロースリップや低周波微動に伴う地震波速度変化の検出を試みた.
解析の結果,東北地方太平洋沖地震に伴う顕著な地震波の速度低下は見られたものの,スロースリップや低周波微動の活動に伴う地震波の速度変化は見られなかった.一方で,スロースリップや低周波微動の活動に起因した(速度変化に依存しない)自己相関関数の変化は見られた.


**************♦ 皆 さまのご来聴をお待ちしています ♦**************


-------------------今後の予定(Schedule)----------------------.

12/7 村本
12/14 お休み
12/21 三宅,安富
1/11 加藤,山村

1/29 修論発表会予行

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場所:宇治キャンパス本館E棟2階E-232D
   (地震予知研究センター本館セミナー室)

Date and time: 30th November, 14:00 ~ 16:00
Room: E-232D @ Main building

[発表者(Presenter)]
植村美優(Miyuu UEMURA)

[題目(Title)]
常時微動を用いた地震波干渉法によるスロー地震に起因する地震波速度変化の検出
Detecting the Temporal Variation in Seismic Velocity Caused by Slow Earthquake, Using Seismic Interferometry of Ambient Noise

[要旨(Abstract)]
巨大地震の前後或いは、巨大地震に先行する地震波速度の変化を検出する一つの手法として常時微動を用いた地震波干渉法が有効である.これまでに複数の先行研究において,地震発生前後(例えば,Wegler et al., 2009)及び地震発生前に地震波速度が低下するという結果が得られている(例えば,Lockner et al., 1977; Yoshimitsu et al., 2009).一方,スロースリップや低周波微動に伴う地震波速度変化はほとんど知られていない.
2011年3月11日に発生した東北太平洋沖地震発生前の同年1月末から3月9日の最大前震発生までの間にスロースリップおよび低周波微動が宮城沖で観測された(Ito et al., 2013; Ito et al., 2015; Katakami et al., 2016).本研究では常時微動を用いた地震波干渉法を,2011年東北太平洋沖地震の発生前から震源域直上に設置された17点の海底地震計に適用し,本震に先行して発生したスロースリップや低周波微動に伴う地震波速度変化の検出を試みた.
解析の結果,東北地方太平洋沖地震に伴う顕著な地震波の速度低下は見られたものの,スロースリップや低周波微動の活動に伴う地震波の速度変化は見られなかった.一方で,スロースリップや低周波微動の活動に起因した(速度変化に依存しない)自己相関関数の変化は見られた.


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© Research Center for Earthquake Hazards.

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