更新日:2016.04.12
Updated: 2016.04.12
今週のうなぎセミナーについてご案内いたします。
**************♦ うなぎセミナーのご案内 ♦**************
日時:1月19日(木)14:00~16:00
場所:宇治キャンパス本館E棟2階E-232D
(地震予知研究センター本館セミナー室)
まずはじめに高橋さんが前回セミナーの質問サマリーについて講演し、次に下記の内容で野田さんが講演いたします。
[発表者]
野田博之
[タイトル]
速度状態依存摩擦構成則に従うパッチの多様な挙動について
[概要]
速度状態摩擦構成則(RSF)は、広義には剪断抵抗が変位速度とそれ以外の面の状態に依存する事を指すが、狭義には所謂 Dieterich-Ruina (aging, slowness) law に代表される対数型の摩擦則を指す。狭義のRSFは、限られた条件における室内実験の結果から経験的に導かれた物であり、その高度化は現在重要な研究テーマの一つである。一方で本構成則は、弾性体中の断層への適用可能性と各種の断層運動を再現できる利便性から注目され、長年多くの数値計算を用いた研究で用いられている。本発表では主に、狭義のRSFに従う単純な形状のパッチの挙動に関し、発表者の研究成果を基礎的な部分から紹介する事を試みる。特に、地震性パッチが破壊核の形成前にスロースリップイベントを生じる条件について紹介する。
**************♦ 皆さまのご来聴をお待ちしています ♦**************
今後の予定
1月19日:野田(教員枠)
1月30日・31日:修論予行
今週のうなぎセミナーについてご案内いたします。
**************♦ うなぎセミナーのご案内 ♦**************
日時:1月19日(木)14:00~16:00
場所:宇治キャンパス本館E棟2階E-232D
(地震予知研究センター本館セミナー室)
まずはじめに高橋さんが前回セミナーの質問サマリーについて講演し、次に下記の内容で野田さんが講演いたします。
[発表者]
野田博之
[タイトル]
速度状態依存摩擦構成則に従うパッチの多様な挙動について
[概要]
速度状態摩擦構成則(RSF)は、広義には剪断抵抗が変位速度とそれ以外の面の状態に依存する事を指すが、狭義には所謂 Dieterich-Ruina (aging, slowness) law に代表される対数型の摩擦則を指す。狭義のRSFは、限られた条件における室内実験の結果から経験的に導かれた物であり、その高度化は現在重要な研究テーマの一つである。一方で本構成則は、弾性体中の断層への適用可能性と各種の断層運動を再現できる利便性から注目され、長年多くの数値計算を用いた研究で用いられている。本発表では主に、狭義のRSFに従う単純な形状のパッチの挙動に関し、発表者の研究成果を基礎的な部分から紹介する事を試みる。特に、地震性パッチが破壊核の形成前にスロースリップイベントを生じる条件について紹介する。
**************♦ 皆さまのご来聴をお待ちしています ♦**************
今後の予定
1月19日:野田(教員枠)
1月30日・31日:修論予行
© Research Center for Earthquake Hazards.
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