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うなぎセミナー 12/5

うなぎセミナー 12/5

セミナー等

SEMINARS

更新日:2019.04.10

Updated: 2019.04.10

  • 開催場所:京都大学 防災研究所 本館E-232D
  • Place: 京都大学 防災研究所 本館E-232D
  • 開催日時:2019年12月5日(木) 14時00分~
  • Date and Time: 2019年12月5日(木) 14時00分~

今週のうなぎセミナーについてお知らせいたします。

Here is information of the Unagi-seminar(5 December).

************** うなぎセミナーのご案内 (Unagi-seminar) **************

科目:地震学ゼミナールIV(修士・博士)
日時:12月5日(木)14:00~
場所:宇治キャンパス本館E棟2階E-232D
   (地震予知研究センター本館セミナー室)

Date and time: Dec. 5, 14:00 ~
Room: E-232D @ Main building
Map: http://www.uji.kyoto-u.ac.jp/campus/map.html

====

[発表者 (Presenter)]
井上智裕 (Tomohiro Inoue)​

[題目 (title)]
海底圧力記録を用いたニュージーランドヒクランギ沖における海底地殻変動の推定:複数観測点手法と単独観測点手法を用いた場合
Estimation of seafloor crustal deformation in Hikurangi subduction zone of New Zealand:​using multiple station method​

[要旨 (Abstract)]
海底圧力計は短期的なSSE時の海底地殻変動を検知するために使用され、利点として鉛直方向に高い解像度約2cmの高い解像度を持つ。しかし、デメリットとして圧力計記録に海洋起源の圧力変動を含んでしまことが問題となっている(Muramoto et al., 2019)。その問題を解決するために、主に2つの解析手法が考えられている。1つ目は、Reference点を設けてその点の圧力値を差し引くことで、地殻変動を相対値として求める手法(以降、複数観測点手法と呼ぶ)である。2つ目は海洋モデルを用いて、海洋起源の圧力変動を計算し、差し引くこと絶対的な地殻変動を求める手法(以降、単独観測点手法と呼ぶ)である。​
複数観測点手法では、2014年9月および2016年11月のイベントに注目し、海底圧力の解析を行い、DEFNODE(McCaffrey, 1995, 2002)を用いて、プレート境界面での滑りを推定した。その結果、2014年のイベント時、海山直上でほとんど滑っておらず、その海山の周りで滑っていた。それらの結果および2016年の結果を示す。​
単独観測点手法では、2014年9月のイベントに注目し、先行研究で考慮されていなかった長周期潮汐を考え、それを差し引いて、海底地殻変動を推定した。議論では、地殻変動量の推定誤差、長周期潮汐の観測値と理論値の比較、統計的指標によるSSEの検出を行う。​

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今週のうなぎセミナーについてお知らせいたします。

Here is information of the Unagi-seminar(5 December).

************** うなぎセミナーのご案内 (Unagi-seminar) **************

科目:地震学ゼミナールIV(修士・博士)
日時:12月5日(木)14:00~
場所:宇治キャンパス本館E棟2階E-232D
   (地震予知研究センター本館セミナー室)

Date and time: Dec. 5, 14:00 ~
Room: E-232D @ Main building
Map: http://www.uji.kyoto-u.ac.jp/campus/map.html

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[発表者 (Presenter)]
井上智裕 (Tomohiro Inoue)​

[題目 (title)]
海底圧力記録を用いたニュージーランドヒクランギ沖における海底地殻変動の推定:複数観測点手法と単独観測点手法を用いた場合
Estimation of seafloor crustal deformation in Hikurangi subduction zone of New Zealand:​using multiple station method​

[要旨 (Abstract)]
海底圧力計は短期的なSSE時の海底地殻変動を検知するために使用され、利点として鉛直方向に高い解像度約2cmの高い解像度を持つ。しかし、デメリットとして圧力計記録に海洋起源の圧力変動を含んでしまことが問題となっている(Muramoto et al., 2019)。その問題を解決するために、主に2つの解析手法が考えられている。1つ目は、Reference点を設けてその点の圧力値を差し引くことで、地殻変動を相対値として求める手法(以降、複数観測点手法と呼ぶ)である。2つ目は海洋モデルを用いて、海洋起源の圧力変動を計算し、差し引くこと絶対的な地殻変動を求める手法(以降、単独観測点手法と呼ぶ)である。​
複数観測点手法では、2014年9月および2016年11月のイベントに注目し、海底圧力の解析を行い、DEFNODE(McCaffrey, 1995, 2002)を用いて、プレート境界面での滑りを推定した。その結果、2014年のイベント時、海山直上でほとんど滑っておらず、その海山の周りで滑っていた。それらの結果および2016年の結果を示す。​
単独観測点手法では、2014年9月のイベントに注目し、先行研究で考慮されていなかった長周期潮汐を考え、それを差し引いて、海底地殻変動を推定した。議論では、地殻変動量の推定誤差、長周期潮汐の観測値と理論値の比較、統計的指標によるSSEの検出を行う。​

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© Research Center for Earthquake Hazards.

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