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うなぎセミナー 12/3

うなぎセミナー 12/3

セミナー等

SEMINARS

更新日:2015.09.29

Updated: 2015.09.29

  • 開催場所:京都大学 防災研究所 本館E-232D
  • Place: 京都大学 防災研究所 本館E-232D
  • 開催日時:2015年12月3日(木) 14時~
  • Date and Time: 2015年12月3日(木) 14時~

今週のうなぎセミナーについてお知らせいたします. 

**************♦ うなぎセミナーのご案内 ♦**************

日時:12月3日(木)14:00~
場所:本館E-232D室

[担当]:上山和也
[題目]:海洋プレート内地震の発生頻度と海底年代の関係およびその発生メカニズムの考察
(Relation of Seismicity to Ocean Floor Age in Stable Oceanic Plates and its Implications for the Generation Mechanismof Intraplate Earthquakes)

[要旨]:海洋プレートに応力を蓄積する主要なメカニズムとしてプレートの冷却・収縮 による熱応力があり、熱応力は海洋プレートの年代とともに増加していく。 Korenaga(2007)の計算によると、海嶺でプレートが誕生してから5000万年後には 深さ25km以浅で絶対応力が1Gpaとなり、地震を発生させるのに十分な量となる。 一般的に海洋プレートの年代とともに地震発生数は減少していく傾向があるが (Wiens and Stein,1983など)、地震発生数がプレートに蓄えられる絶対応力に 起因すると考えるとこれらは相反する概念である。そこで熱応力と地震 発生数との関係をより明確にするために、2013年~2014年の間に海洋プレートで 発生したマグニチュード4以上の地震(332個)に対して、海底年代グリッドデータ (Mu?ller et al.,2008)を用いて海底年代と地震発生数の関係を調べたところ、 5000万年以前では海底年代とともに地震発生数が減少していくが、5000万年以後では 逆に地震発生数が増加していくという新たな知見が得られた。これらをふまえて、 このようなパターンを示すと考えられるメカニズムについて考察する。

 

**************♦ 皆 さまのご来聴をお待ちしています ♦**************

今週のうなぎセミナーについてお知らせいたします. 

**************♦ うなぎセミナーのご案内 ♦**************

日時:12月3日(木)14:00~
場所:本館E-232D室

[担当]:上山和也
[題目]:海洋プレート内地震の発生頻度と海底年代の関係およびその発生メカニズムの考察
(Relation of Seismicity to Ocean Floor Age in Stable Oceanic Plates and its Implications for the Generation Mechanismof Intraplate Earthquakes)

[要旨]:海洋プレートに応力を蓄積する主要なメカニズムとしてプレートの冷却・収縮 による熱応力があり、熱応力は海洋プレートの年代とともに増加していく。 Korenaga(2007)の計算によると、海嶺でプレートが誕生してから5000万年後には 深さ25km以浅で絶対応力が1Gpaとなり、地震を発生させるのに十分な量となる。 一般的に海洋プレートの年代とともに地震発生数は減少していく傾向があるが (Wiens and Stein,1983など)、地震発生数がプレートに蓄えられる絶対応力に 起因すると考えるとこれらは相反する概念である。そこで熱応力と地震 発生数との関係をより明確にするために、2013年~2014年の間に海洋プレートで 発生したマグニチュード4以上の地震(332個)に対して、海底年代グリッドデータ (Mu?ller et al.,2008)を用いて海底年代と地震発生数の関係を調べたところ、 5000万年以前では海底年代とともに地震発生数が減少していくが、5000万年以後では 逆に地震発生数が増加していくという新たな知見が得られた。これらをふまえて、 このようなパターンを示すと考えられるメカニズムについて考察する。

 

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© Research Center for Earthquake Hazards.

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