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うなぎセミナー 4/23

うなぎセミナー 4/23

セミナー等

SEMINARS

更新日:2015.04.16

Updated: 2015.04.16

  • 開催場所:京都大学 防災研究所 本館E-232D
  • Place: 京都大学 防災研究所 本館E-232D
  • 開催日時:2015年4月23日
  • Date and Time: 2015年4月23日
**************♦ うなぎセミナーのご案内 ♦**************
日時:4月23日(木)14:00〜
場所:本館E-232D
 
[担当]:岡崎智久
[題目]:事象の地平線の量子ゆらぎに着目したブラックホール情報喪失問題の研究

     Black Hole Information Problems: Quantum Fluctuation of the Event Horizon

[要旨]:約40年前、ホーキングは量子効果を考察することで、ブラックホールが蒸発することを導き、その過程で「情報が失われる」と主張した。これは量子力学の変更を迫るもので、約10年前に量子重力理論の候補である超弦理論の進展によって「情報は失われない」との認識に至った。
ところが最近、情報が保存するためにはブラックホール表面(事象の地平線)が特異な性質をもつ必要があると指摘され、議論が再燃している。
 本研究では、解決の糸口として「曲がった時空での場の量子論がブラックホール時空では破綻し、事象の地平線付近で時空の量子ゆらぎが重要になる」という可能性に着目し、 簡単な模型で計算した。
 
 
[担当]:太田和晃
[題目]:南海トラフ沈み込み帯における深部微動のすべり過程について
     Study on the slip behavior of deep tectonic tremor beneath Nankai subduction zone
[要旨]:発表者は修士・博士課程を通して沈み込み帯に発生する深部微動の研究に携わってきた。
深部微動は超低周波地震やスロースリップを含む一連のゆっくり地震現象のひとつであるが、シグナルの抽出が難しくその震源過程を捉えることは今なお課題である。発表では研究のバックグラウンドや微動のすべりを捉えるために開発してきた地震波の波形相関を用いたアプローチ法について簡単に紹介すると共に、自己紹介がてら東京大学時代の研究生活などについて語る。
 
 
**************♦  皆 さまのご来聴をお待ちしています ♦**************
 
**************♦ うなぎセミナーのご案内 ♦**************
日時:4月23日(木)14:00〜
場所:本館E-232D
 
[担当]:岡崎智久
[題目]:事象の地平線の量子ゆらぎに着目したブラックホール情報喪失問題の研究

     Black Hole Information Problems: Quantum Fluctuation of the Event Horizon

[要旨]:約40年前、ホーキングは量子効果を考察することで、ブラックホールが蒸発することを導き、その過程で「情報が失われる」と主張した。これは量子力学の変更を迫るもので、約10年前に量子重力理論の候補である超弦理論の進展によって「情報は失われない」との認識に至った。
ところが最近、情報が保存するためにはブラックホール表面(事象の地平線)が特異な性質をもつ必要があると指摘され、議論が再燃している。
 本研究では、解決の糸口として「曲がった時空での場の量子論がブラックホール時空では破綻し、事象の地平線付近で時空の量子ゆらぎが重要になる」という可能性に着目し、 簡単な模型で計算した。
 
 
[担当]:太田和晃
[題目]:南海トラフ沈み込み帯における深部微動のすべり過程について
     Study on the slip behavior of deep tectonic tremor beneath Nankai subduction zone
[要旨]:発表者は修士・博士課程を通して沈み込み帯に発生する深部微動の研究に携わってきた。
深部微動は超低周波地震やスロースリップを含む一連のゆっくり地震現象のひとつであるが、シグナルの抽出が難しくその震源過程を捉えることは今なお課題である。発表では研究のバックグラウンドや微動のすべりを捉えるために開発してきた地震波の波形相関を用いたアプローチ法について簡単に紹介すると共に、自己紹介がてら東京大学時代の研究生活などについて語る。
 
 
**************♦  皆 さまのご来聴をお待ちしています ♦**************
 

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© Research Center for Earthquake Hazards.

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