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うなぎセミナー 5/9

うなぎセミナー 5/9

セミナー等

SEMINARS

更新日:2019.04.10

Updated: 2019.04.10

  • 開催場所:京都大学 防災研究所 本館E-232D
  • Place: 京都大学 防災研究所 本館E-232D
  • 開催日時:2019年5月9日(木) 14時00分~
  • Date and Time: 2019年5月9日(木) 14時00分~

今週のセミナーについてお知らせいたします。

Here is information of the Unagi-seminar(5/9).

************** うなぎセミナーのご案内 (Unagi-seminar) **************

科目:地震学ゼミナールIV(修士・博士)
日時:5月9日(木)14:00~
場所:宇治キャンパス本館E棟2階E-232D
   (地震予知研究センター本館セミナー室)

Date and time: 9 May, 14:00 ~
Room: E-232D @ Main building
Map: http://www.uji.kyoto-u.ac.jp/campus/map.html

====

[発表者 (Presenter)]
木内亮太

[題目 (Title)]
サウジアラビアでの地震動予測式の構築
Developing New Ground Motion Prediction Equations for Saudi Arabia


[要旨 (Abstract)]
アラビア半島の大部分を占めるサウジアラビアは、西側では紅海に沿うように火山地帯が広がっており、その周辺で地震が多数発生している。近年では2009年4月から7月にかけてMw 5.7を最大とするマグマのダイク貫入に伴う地震活動が発生した(Pallister et al., 2010)。
これらの背景を元に、サウジアラビアでの地震動被害予測に貢献するため、地震動予測式の構築を行った。予測式の構築には、グローバルかつ大規模な地震動データベースを基に作成されたBoore et al. (2014)の予測式を参考にした。具体的には彼らの予測式での各パラメータを、58観測点で記録された217イベントによる合計2,770個のサウジアラビアでの地震動データを用いてフィッティングして求めた。
今回の発表では、上記の内容に加えて米国留学の話を簡単に交えて紹介する。

===

[発表者 (Presenter)]
劉弋鋒

[題目 (Title)]
津波地震の前震および余震活動の時空間的特徴と波形的特徴
Spatiotemporal and seismogram characteristics of foreshock and aftershock activities for tsunami earthquakes


[要旨 (Abstract)]
津波地震は短周期マグニチュードに比べて大きな津波をもたらす異常な地震である。それゆえ、沿岸部に住んでいる人があまり揺れを感じず、避難行動につながりにくいため、甚大な被害が出る可能性が高い。さらに、津波地震は通常の地震にひきかえ、観測事例が少ないので、発生メカニズムや地震活動などに関する解釈が十分なされていると言いがたい。本研究では、過去に起ったいくつかの津波地震を例とし、地震カタログと波形を用いて前震および余震活動を調べ、津波地震と同様の特徴を示すやや小規模の地震が前震ならびに余震活動の中に含まれていないか、または同じ海溝軸で発生した同規模のイベントのスペクトルが津波地震との関係についても解析を行った。


=== 今後の予定(Schedule) ===
5/16 Mpuang, 津田
5/23 伊東
(敬称略)

今週のセミナーについてお知らせいたします。

Here is information of the Unagi-seminar(5/9).

************** うなぎセミナーのご案内 (Unagi-seminar) **************

科目:地震学ゼミナールIV(修士・博士)
日時:5月9日(木)14:00~
場所:宇治キャンパス本館E棟2階E-232D
   (地震予知研究センター本館セミナー室)

Date and time: 9 May, 14:00 ~
Room: E-232D @ Main building
Map: http://www.uji.kyoto-u.ac.jp/campus/map.html

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[発表者 (Presenter)]
木内亮太

[題目 (Title)]
サウジアラビアでの地震動予測式の構築
Developing New Ground Motion Prediction Equations for Saudi Arabia


[要旨 (Abstract)]
アラビア半島の大部分を占めるサウジアラビアは、西側では紅海に沿うように火山地帯が広がっており、その周辺で地震が多数発生している。近年では2009年4月から7月にかけてMw 5.7を最大とするマグマのダイク貫入に伴う地震活動が発生した(Pallister et al., 2010)。
これらの背景を元に、サウジアラビアでの地震動被害予測に貢献するため、地震動予測式の構築を行った。予測式の構築には、グローバルかつ大規模な地震動データベースを基に作成されたBoore et al. (2014)の予測式を参考にした。具体的には彼らの予測式での各パラメータを、58観測点で記録された217イベントによる合計2,770個のサウジアラビアでの地震動データを用いてフィッティングして求めた。
今回の発表では、上記の内容に加えて米国留学の話を簡単に交えて紹介する。

===

[発表者 (Presenter)]
劉弋鋒

[題目 (Title)]
津波地震の前震および余震活動の時空間的特徴と波形的特徴
Spatiotemporal and seismogram characteristics of foreshock and aftershock activities for tsunami earthquakes


[要旨 (Abstract)]
津波地震は短周期マグニチュードに比べて大きな津波をもたらす異常な地震である。それゆえ、沿岸部に住んでいる人があまり揺れを感じず、避難行動につながりにくいため、甚大な被害が出る可能性が高い。さらに、津波地震は通常の地震にひきかえ、観測事例が少ないので、発生メカニズムや地震活動などに関する解釈が十分なされていると言いがたい。本研究では、過去に起ったいくつかの津波地震を例とし、地震カタログと波形を用いて前震および余震活動を調べ、津波地震と同様の特徴を示すやや小規模の地震が前震ならびに余震活動の中に含まれていないか、または同じ海溝軸で発生した同規模のイベントのスペクトルが津波地震との関係についても解析を行った。


=== 今後の予定(Schedule) ===
5/16 Mpuang, 津田
5/23 伊東
(敬称略)

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© Research Center for Earthquake Hazards.

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