更新日:2016.04.12
Updated: 2016.04.12
今週のうなぎセミナーのご案内です。
**************♦ うなぎセミナーのご案内 ♦**************
日時:6月23日(木)14:00〜
場所:宇治キャンパス本館E棟2階E-232D
(地震予知研究センター本館セミナー室)
[担当]:伊東
[題目]:2003年十勝沖地震の余効変動の特徴と粘弾性構造の推定 (Characteristics of Postseismic Deformation following the 2003 Tokachi-oki Earthquake and Estimation of the Viscoelastic Structure in Hokkaido)
[要旨]:2003年十勝沖地震(Mw8.0)後のプレート間固着の回復過程を明らかにするためには,余効すべりの時空間変化を明らかにすることが重要となる.しかし,観測される余効変動には余効すべりの他に粘弾性緩和が含まれているとされ,粘弾性緩和を無視すると推定される余効すべり分布が系統誤差を含む可能性がある.しかしこれまでの研究では,粘弾性緩和を考慮した余効すべりのインバージョン解析がなされておらず,また粘弾性緩和による変動を特徴付ける粘弾性構造のパラメータも推定されていない.
そこで,発表者は2003年十勝沖地震の余効変動を余効すべりと粘弾性緩和の両者でモデル化し,粘弾性構造のパラメータ(リソスフェアの厚さ・アセノスフェアの粘性率)の推定を行った.本発表ではその結果を報告するとともに,観測された余効変動に含まれる余効すべりと粘弾性緩和の特徴について紹介する.
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連絡事項
次回のセミナーは6月30日です.
**************♦ 皆 さまのご来聴をお待ちしています ♦**************
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場所:宇治キャンパス本館E棟2階E-232D
(地震予知研究センター本館セミナー室)
[担当]:伊東
[題目]:2003年十勝沖地震の余効変動の特徴と粘弾性構造の推定 (Characteristics of Postseismic Deformation following the 2003 Tokachi-oki Earthquake and Estimation of the Viscoelastic Structure in Hokkaido)
[要旨]:2003年十勝沖地震(Mw8.0)後のプレート間固着の回復過程を明らかにするためには,余効すべりの時空間変化を明らかにすることが重要となる.しかし,観測される余効変動には余効すべりの他に粘弾性緩和が含まれているとされ,粘弾性緩和を無視すると推定される余効すべり分布が系統誤差を含む可能性がある.しかしこれまでの研究では,粘弾性緩和を考慮した余効すべりのインバージョン解析がなされておらず,また粘弾性緩和による変動を特徴付ける粘弾性構造のパラメータも推定されていない.
そこで,発表者は2003年十勝沖地震の余効変動を余効すべりと粘弾性緩和の両者でモデル化し,粘弾性構造のパラメータ(リソスフェアの厚さ・アセノスフェアの粘性率)の推定を行った.本発表ではその結果を報告するとともに,観測された余効変動に含まれる余効すべりと粘弾性緩和の特徴について紹介する.
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© Research Center for Earthquake Hazards.
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