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うなぎセミナー 7/11

うなぎセミナー 7/11

セミナー等

SEMINARS

更新日:2019.04.10

Updated: 2019.04.10

  • 開催場所:京都大学 防災研究所 本館E-232D
  • Place: 京都大学 防災研究所 本館E-232D
  • 開催日時:2019年7月11日(木) 14時00分~
  • Date and Time: 2019年7月11日(木) 14時00分~

今週のセミナーについてお知らせいたします。

Here is information of the Unagi-seminar(11 July).

************** うなぎセミナーのご案内 (Unagi-seminar) **************

科目:地震学ゼミナールIV(修士・博士)
日時:7月11日(木)14:00~
場所:宇治キャンパス本館E棟2階E-232D
   (地震予知研究センター本館セミナー室)

Date and time: 11 July, 14:00 ~
Room: E-232D @ Main building
Map: http://www.uji.kyoto-u.ac.jp/campus/map.html

====

[発表者 (Presenter)]
岡田悠太郎(Yutaro Okada) 1st master degree

[題目 (Title)]
西南日本の四国地方における,GNSSデータを用いた短期的スロースリップイベントの検出とその継続期間の推定の試み
An attempt to detect and estimate the duration of short-term slow slip event in the Shikoku region, southwest Japan, using GNSS data

[要旨 (Abstract)]
スロー地震はプレート境界面上の安定すべりと不安定すべりの遷移領域で発生する非地震性の断層すべりであり,プレート境界面上の応力の状態を知る上で非常に重要な現象である(Obara and Kato, 2016).本発表ではスロー地震の一種である短期的スロースリップイベント(SSE)に着目する.短期的SSEは主に傾斜計やひずみ計を用いて検出されてきたが,近年ではGNSSデータを用いて観測される(Nishimura et al., 2013).本発表ではGNSS座標時系列から短期的SSEを検出するために,Geodetic matched filter methodを導入した.この手法は観測された座標時系列と人工的なテンプレートの間の相関係数を用いて,SSEのような小規模な一過性の変動を検出する手法である(Rousset et al., 2017; Kobayashi, 2017).本発表ではこの手法を用いて四国地方で2005年から2008年の間に発生した短期的SSEの検出と短期的SSEの継続期間の推定を行った結果について発表する.

====

[発表者 (Presenter)]
栗原悠宇希(Yuuki Kurihara) 1st master degree

[題目 (Title)]
非平面断層における動的破壊シミュレーション
Dynamic rupture simulation on non-planer fault

[要旨 (Abstract)]
分岐や屈曲のある断層における破壊など、形状を考慮した動的破壊シミュレーションは広く行われているが、断層の「開く」効果を考慮にいれたシミュレーションはあまり行われていない。マグマの貫入を伴う地震などについてシミュレートする際には、断層が開く効果も考慮に入れる必要がある。この研究では断層の開口を含む破壊のシミュレーションを目指し、現在はそのための計算手法の開発を行っている。達成状況について報告し、また今後の方針を述べる。

====

[発表者 (Presenter)]
野田雄貴(Yuki Noda) 1st master degree

[題目 (Title)]
長野県西部地域の地震観測データを用いた前震活動の特徴の考察(のための研究計画)
(Research plan for) consideration of the characteristics of foreshock activities using the seismic observation data in the western Nagano Prefecture region in Japan

[要旨 (Abstract)]
長野県西部地域では1995年6月から10kHzサンプリングによる地震観測が行われている。また、2008年8月からは満点システムによる観測も開始されており、非常に質の高いデータが数多く記録されている。本発表では、この地域で得られた地震波形データを用いた研究の計画についてお話しする。


=== 今後の予定(Schedule) ===
18 July : 森、Farazi、加藤
25 July : 植村、水戸川

(敬称略)

今週のセミナーについてお知らせいたします。

Here is information of the Unagi-seminar(11 July).

************** うなぎセミナーのご案内 (Unagi-seminar) **************

科目:地震学ゼミナールIV(修士・博士)
日時:7月11日(木)14:00~
場所:宇治キャンパス本館E棟2階E-232D
   (地震予知研究センター本館セミナー室)

Date and time: 11 July, 14:00 ~
Room: E-232D @ Main building
Map: http://www.uji.kyoto-u.ac.jp/campus/map.html

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[発表者 (Presenter)]
岡田悠太郎(Yutaro Okada) 1st master degree

[題目 (Title)]
西南日本の四国地方における,GNSSデータを用いた短期的スロースリップイベントの検出とその継続期間の推定の試み
An attempt to detect and estimate the duration of short-term slow slip event in the Shikoku region, southwest Japan, using GNSS data

[要旨 (Abstract)]
スロー地震はプレート境界面上の安定すべりと不安定すべりの遷移領域で発生する非地震性の断層すべりであり,プレート境界面上の応力の状態を知る上で非常に重要な現象である(Obara and Kato, 2016).本発表ではスロー地震の一種である短期的スロースリップイベント(SSE)に着目する.短期的SSEは主に傾斜計やひずみ計を用いて検出されてきたが,近年ではGNSSデータを用いて観測される(Nishimura et al., 2013).本発表ではGNSS座標時系列から短期的SSEを検出するために,Geodetic matched filter methodを導入した.この手法は観測された座標時系列と人工的なテンプレートの間の相関係数を用いて,SSEのような小規模な一過性の変動を検出する手法である(Rousset et al., 2017; Kobayashi, 2017).本発表ではこの手法を用いて四国地方で2005年から2008年の間に発生した短期的SSEの検出と短期的SSEの継続期間の推定を行った結果について発表する.

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[発表者 (Presenter)]
栗原悠宇希(Yuuki Kurihara) 1st master degree

[題目 (Title)]
非平面断層における動的破壊シミュレーション
Dynamic rupture simulation on non-planer fault

[要旨 (Abstract)]
分岐や屈曲のある断層における破壊など、形状を考慮した動的破壊シミュレーションは広く行われているが、断層の「開く」効果を考慮にいれたシミュレーションはあまり行われていない。マグマの貫入を伴う地震などについてシミュレートする際には、断層が開く効果も考慮に入れる必要がある。この研究では断層の開口を含む破壊のシミュレーションを目指し、現在はそのための計算手法の開発を行っている。達成状況について報告し、また今後の方針を述べる。

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[発表者 (Presenter)]
野田雄貴(Yuki Noda) 1st master degree

[題目 (Title)]
長野県西部地域の地震観測データを用いた前震活動の特徴の考察(のための研究計画)
(Research plan for) consideration of the characteristics of foreshock activities using the seismic observation data in the western Nagano Prefecture region in Japan

[要旨 (Abstract)]
長野県西部地域では1995年6月から10kHzサンプリングによる地震観測が行われている。また、2008年8月からは満点システムによる観測も開始されており、非常に質の高いデータが数多く記録されている。本発表では、この地域で得られた地震波形データを用いた研究の計画についてお話しする。


=== 今後の予定(Schedule) ===
18 July : 森、Farazi、加藤
25 July : 植村、水戸川

(敬称略)

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© Research Center for Earthquake Hazards.

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