更新日:2017.04.10
Updated: 2017.04.10
今週のセミナーについて連絡いたします.
**************♦ うなぎセミナーのご案内 ♦**************
日時:7月13日(木)14:00~16:00
場所:宇治キャンパス本館E棟2階E-232D
(地震予知研究センター本館セミナー室)
[発表者(敬称略)]
安富達就
[題目]
南アフリカ金鉱山地下3kmに埋設されたボアホール歪計データを用いたオークニーM5.5地震解析
Analysis of Orkney M5.5 earthquake using borehole strain meter data in South African gold mining region.
[要旨]
南アフリカ金鉱山地域では採掘に伴い地震が誘発される。地震の発生場所が予測でき、震源至近距離の観測が可能なため多くの観測計器が埋設されルーチン的に観測が行われている。2014年に南アフリカ金鉱山史上最大のオークニーM5.5地震が発生した。2017年6月~この断層の科学掘削が始まっている。先行研究では地表の強震計データを用いて断層上のすべり分布が求められている(W.Ellsworth 2016)。そこで本研究では地下3kmに埋設された歪計データを用いてインバージョン解析を行う。また断層掘削終了後にはそこで得られた成果を使用しさらに高精度に断層の挙動を再現することを試みる。
---------------------------
[発表者(敬称略)]
山村紀香
[題目]
1586年天正地震における琵琶湖畔での被害
Damages on the Coast of Lake Biwa at the time of the 1586 Tensho Earthquake
[要旨]
天正13年11月29日(1586年1月18日)に発生した天正地震は,中部地方から近畿地方にかけて甚大な被害を及ぼしたとされており,中世の内陸大地震として名を馳せている.一方で,天正年間の史料による記述が少ないことから,どのような地震であったかがはっきりしていない地震でもある.どの活断層を震源として地震が発生したか,あるいは津波を伴ったかなどについては,飯田(1987)や宇佐美ほか(2013),松浦(2011)などの研究で議論がなされており,各々で史料の解釈や主張が異なっているのが現状である.
本研究では,これまであまり深い議論がなされてこなかった滋賀県長浜市の琵琶湖畔での液状化被害や長浜城の倒壊被害について,史料や地震学的知見,水中考古学による調査結果(中川, 2016)などから考察を行う.
今回のうなぎセミナーの発表では,史料から読み取れたことを中心に,先行研究の紹介や今後の研究方法について説明する.
**************♦ 皆 さまのご来聴をお待ちしています ♦**************
-------------------今後の予定(敬称略)----------------------
7/20:村本
今週のセミナーについて連絡いたします.
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日時:7月13日(木)14:00~16:00
場所:宇治キャンパス本館E棟2階E-232D
(地震予知研究センター本館セミナー室)
[発表者(敬称略)]
安富達就
[題目]
南アフリカ金鉱山地下3kmに埋設されたボアホール歪計データを用いたオークニーM5.5地震解析
Analysis of Orkney M5.5 earthquake using borehole strain meter data in South African gold mining region.
[要旨]
南アフリカ金鉱山地域では採掘に伴い地震が誘発される。地震の発生場所が予測でき、震源至近距離の観測が可能なため多くの観測計器が埋設されルーチン的に観測が行われている。2014年に南アフリカ金鉱山史上最大のオークニーM5.5地震が発生した。2017年6月~この断層の科学掘削が始まっている。先行研究では地表の強震計データを用いて断層上のすべり分布が求められている(W.Ellsworth 2016)。そこで本研究では地下3kmに埋設された歪計データを用いてインバージョン解析を行う。また断層掘削終了後にはそこで得られた成果を使用しさらに高精度に断層の挙動を再現することを試みる。
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[発表者(敬称略)]
山村紀香
[題目]
1586年天正地震における琵琶湖畔での被害
Damages on the Coast of Lake Biwa at the time of the 1586 Tensho Earthquake
[要旨]
天正13年11月29日(1586年1月18日)に発生した天正地震は,中部地方から近畿地方にかけて甚大な被害を及ぼしたとされており,中世の内陸大地震として名を馳せている.一方で,天正年間の史料による記述が少ないことから,どのような地震であったかがはっきりしていない地震でもある.どの活断層を震源として地震が発生したか,あるいは津波を伴ったかなどについては,飯田(1987)や宇佐美ほか(2013),松浦(2011)などの研究で議論がなされており,各々で史料の解釈や主張が異なっているのが現状である.
本研究では,これまであまり深い議論がなされてこなかった滋賀県長浜市の琵琶湖畔での液状化被害や長浜城の倒壊被害について,史料や地震学的知見,水中考古学による調査結果(中川, 2016)などから考察を行う.
今回のうなぎセミナーの発表では,史料から読み取れたことを中心に,先行研究の紹介や今後の研究方法について説明する.
**************♦ 皆 さまのご来聴をお待ちしています ♦**************
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7/20:村本
© Research Center for Earthquake Hazards.
© Research Center for Earthquake Hazards.