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うなぎセミナー 7/9

うなぎセミナー 7/9

セミナー等

SEMINARS

更新日:2015.04.16

Updated: 2015.04.16

  • 開催場所:京都大学 防災研究所 本館E-232D
  • Place: 京都大学 防災研究所 本館E-232D
  • 開催日時:2015年7月9日(木) 14時~
  • Date and Time: 2015年7月9日(木) 14時~

**************♦ うなぎセミナーのご案内 ♦**************

日時:7月9日(木)14:00~
場所:本館E-232D室

[担当]:片上智史
[題目]:日本海溝近傍の海底地震波形記録に拭く荒れる極微小な低周波地震の検出に向けて

For detecting tectonic tremor near the Japan Trench in the recording of the ocean bottom seismometer

[要旨]:宮城県沖には海底地震の観測網が展開されており、2011年の東北地方太平洋 沖地震発生以前から観測が行われている。
2011年3月9日にMw7.8を記録した最大前震の前に、非常に微小ではあるがスロースリップに伴った微 動の存在が海溝軸近傍で確認された(Ito et al.,2015)。しか し海溝軸近傍における海底地震計の観測数は少なく、また微動のシグナルが非常に弱いため、1つ の観測点でしか検出されないことがある。そこで、Cascadiaで行われたsinglestationでの微動の検出方法(Stefany et al.,2012)を今研究に取り入れ、より微動検出の高精度化を目標とする。今セミナーではその方法と、今後の 研究方針を紹介する。

 

[担当]:伊東優治
[題目]:GNSSデータを用いた2003年十勝沖地震以降の北海道の地殻変動解析

Crustal deformation in Hokkaido after the 2003 Tokachi-oki Earthquake observed by GNSS

[要旨]:2003年十勝沖地震(Mw=8.0)の余効変動はGEONET観測点でGNSS観測されている.
本研究では2003年十勝沖地震の発生から3〜7年後のGNSSによる地殻変動データを解析し,余効変動の原因とされる余効すべりと粘弾性緩和の影響の評価と分離を試みた.具体的には,余効すべりより長期間影響するとされる粘弾性緩和のみを考慮したgird searchを最初に行い,粘弾性緩和の影響の評価と,北海道地方の地下の粘弾性構造の推定を試みた.しかし,粘弾性緩和のみでは,観測された余効変動のうち,震源付近における変動をを充分に説明できなかった.そこで,次に余効変動の原因として余効すべりを追加し,両者の影響の同時評価と,grid searchによる余効すべりの時定数及び粘弾性構造の推定を行った.

 

**************♦ 皆 さまのご来聴をお待ちしています ♦**************

**************♦ うなぎセミナーのご案内 ♦**************

日時:7月9日(木)14:00~
場所:本館E-232D室

[担当]:片上智史
[題目]:日本海溝近傍の海底地震波形記録に拭く荒れる極微小な低周波地震の検出に向けて

For detecting tectonic tremor near the Japan Trench in the recording of the ocean bottom seismometer

[要旨]:宮城県沖には海底地震の観測網が展開されており、2011年の東北地方太平洋 沖地震発生以前から観測が行われている。
2011年3月9日にMw7.8を記録した最大前震の前に、非常に微小ではあるがスロースリップに伴った微 動の存在が海溝軸近傍で確認された(Ito et al.,2015)。しか し海溝軸近傍における海底地震計の観測数は少なく、また微動のシグナルが非常に弱いため、1つ の観測点でしか検出されないことがある。そこで、Cascadiaで行われたsinglestationでの微動の検出方法(Stefany et al.,2012)を今研究に取り入れ、より微動検出の高精度化を目標とする。今セミナーではその方法と、今後の 研究方針を紹介する。

 

[担当]:伊東優治
[題目]:GNSSデータを用いた2003年十勝沖地震以降の北海道の地殻変動解析

Crustal deformation in Hokkaido after the 2003 Tokachi-oki Earthquake observed by GNSS

[要旨]:2003年十勝沖地震(Mw=8.0)の余効変動はGEONET観測点でGNSS観測されている.
本研究では2003年十勝沖地震の発生から3〜7年後のGNSSによる地殻変動データを解析し,余効変動の原因とされる余効すべりと粘弾性緩和の影響の評価と分離を試みた.具体的には,余効すべりより長期間影響するとされる粘弾性緩和のみを考慮したgird searchを最初に行い,粘弾性緩和の影響の評価と,北海道地方の地下の粘弾性構造の推定を試みた.しかし,粘弾性緩和のみでは,観測された余効変動のうち,震源付近における変動をを充分に説明できなかった.そこで,次に余効変動の原因として余効すべりを追加し,両者の影響の同時評価と,grid searchによる余効すべりの時定数及び粘弾性構造の推定を行った.

 

**************♦ 皆 さまのご来聴をお待ちしています ♦**************

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© Research Center for Earthquake Hazards.

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