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吉田先生 集中講義

吉田先生 集中講義

セミナー等

SEMINARS

更新日:2012.10.26

Updated: 2012.10.26

  • 開催場所:京大宇治キャンパス 防災研究所地震予知研究センター研究棟(新館)2階 200号室
  • Place: 京大宇治キャンパス 防災研究所地震予知研究センター研究棟(新館)2階 200号室
  • 〒611-0011 京都府宇治市五ヶ庄
  • 〒611-0011 京都府宇治市五ヶ庄
  • 開催日時:平成24年10月29日(月)~ 30日(火)
  • Date and Time: 平成24年10月29日(月)~ 30日(火)
  • 講師: 吉田 武義 先生(東北大学、名誉教授)

 

  • タイトル: 「東北日本弧の発達過程と地殻マントル構造」

 

  • 概要: 東北日本弧の火成活動・構造発達史の概要を、地質学・岩石学的データと、地球物理学的データ(トモグラフィ、減衰、重力、熱異常など)の双方を 示しながら紹介する。それにより白亜紀以降、陸弧、背弧海盆、島弧の時代を 経て発達した東北日本弧の基本構造を理解し、現在のスナップショットである 地球物理学的観測データをより深く理解するための基本的知識を得る。

 

講義予定

10月29日(月) 13:30~15:00 「後期新生代、東北日本弧における発達史の概要」

                            16:00~17:30 セミナー:「東北日本弧における島弧火成活動の研究」

 

10 月30日(火) 10:30~12:00 「地殻・マントル構造解明のアプローチについて」

                             13:30~14:50 「東北日本弧の発達史:陸弧から背弧海盆へ」

                             15:00~16:00 「東北日本弧の発達史:島弧の時代」

 

 

10月29日(月) 16:00~17:30 特別セミナー題目:東北日本弧における島弧火成活動の研究

 

要旨: 東北日本弧は、代表的な島弧の一つで、沈み込むスラブの年代が古く、冷たい沈み込み帯の典型例である。後期新生代における東北日本弧の発達史は、大陸縁活動期、背弧海盆活動期、島弧活動期に三分される。これらは、さらに火山活動様式(陸域/海域)、マグマ供給系(リフト火山、カルデラ火山、成層火山等)、マグマ噴出量、マグマ組成、応力場の変遷等と組み合わせることにより、13のステージに分けることができる。 地質学的、岩石学的に得られる長期にわたる時間軸が入った情報と、地球物理学的手法によって得られる詳細なスナップショットを統合することにより、地殻やマントル内部で観測される多様な不均質性についての理解が進んでいる。講演では、東北日本弧での火成活動史とともに、その結果として形成された地殻構造の詳細についても紹介したい。

 

吉田先生は島弧火山活動研究の第一人者です。 
トモグラフィなどの地震学的データと地質・岩石学的データを組み合わせて解釈し、火山活動発達、地殻・マントル構造発達、さらに日本列島の構造発達史に及ぶ独自の世界観を構築されました。
地震学的データの価値をどのように引き出せば良いのか、おおいに学ぶことが出来ると思います。
興味のある方は 是非ご出席ください。
  • 講師: 吉田 武義 先生(東北大学、名誉教授)

 

  • タイトル: 「東北日本弧の発達過程と地殻マントル構造」

 

  • 概要: 東北日本弧の火成活動・構造発達史の概要を、地質学・岩石学的データと、地球物理学的データ(トモグラフィ、減衰、重力、熱異常など)の双方を 示しながら紹介する。それにより白亜紀以降、陸弧、背弧海盆、島弧の時代を 経て発達した東北日本弧の基本構造を理解し、現在のスナップショットである 地球物理学的観測データをより深く理解するための基本的知識を得る。

 

講義予定

10月29日(月) 13:30~15:00 「後期新生代、東北日本弧における発達史の概要」

                            16:00~17:30 セミナー:「東北日本弧における島弧火成活動の研究」

 

10 月30日(火) 10:30~12:00 「地殻・マントル構造解明のアプローチについて」

                             13:30~14:50 「東北日本弧の発達史:陸弧から背弧海盆へ」

                             15:00~16:00 「東北日本弧の発達史:島弧の時代」

 

 

10月29日(月) 16:00~17:30 特別セミナー題目:東北日本弧における島弧火成活動の研究

 

要旨: 東北日本弧は、代表的な島弧の一つで、沈み込むスラブの年代が古く、冷たい沈み込み帯の典型例である。後期新生代における東北日本弧の発達史は、大陸縁活動期、背弧海盆活動期、島弧活動期に三分される。これらは、さらに火山活動様式(陸域/海域)、マグマ供給系(リフト火山、カルデラ火山、成層火山等)、マグマ噴出量、マグマ組成、応力場の変遷等と組み合わせることにより、13のステージに分けることができる。 地質学的、岩石学的に得られる長期にわたる時間軸が入った情報と、地球物理学的手法によって得られる詳細なスナップショットを統合することにより、地殻やマントル内部で観測される多様な不均質性についての理解が進んでいる。講演では、東北日本弧での火成活動史とともに、その結果として形成された地殻構造の詳細についても紹介したい。

 

吉田先生は島弧火山活動研究の第一人者です。 
トモグラフィなどの地震学的データと地質・岩石学的データを組み合わせて解釈し、火山活動発達、地殻・マントル構造発達、さらに日本列島の構造発達史に及ぶ独自の世界観を構築されました。
地震学的データの価値をどのように引き出せば良いのか、おおいに学ぶことが出来ると思います。
興味のある方は 是非ご出席ください。

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© Research Center for Earthquake Hazards.

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