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地震・火山研究グループ研究会(4月22日)【内容・会場変更】

Seismic and Volcanic Hazards Mitigation Research Group Workshop (April 22, 2016)

セミナー等

SEMINARS

更新日:2016.04.21

Updated: 2016.04.21

下記の通り,2016年度最初の防災研地震・火山グループ研究会を開催いたします.
熊本地震の発生を受けまして、今回は熊本地震に関する特集を行います.
大変お忙しい中ではございますが、先生方に最新の知見に関する15分ほどのご紹介を
お願いいたしました.

皆様お誘い合わせの上,是非ご参加いただきますようお願い申し上げます.

なお,本研究会は専門家,研究者向けです.

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 ●2016年4月 地震・火山グループ研究会

 日時:2016年4月22日(金)15:00-17:00
 会場:京都大学宇治キャンパス 連携研究棟 301号室
 http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_uji.htm
 (構内マップ中の77番の建物です)  

1) 西村 卓也 先生 GNSS観測データに基づく西日本のひずみ集中帯とブロック断層モデル

2) 後藤 浩之 先生 熊本地区の地震被害状況調査(速報)

3) 浅野 公之 先生 強震波形による2016年熊本地震の震源過程

4) 倉田 真宏 先生 2016年熊本地震における建築物の被害傾向

5) 橋本 学 先生 ALOS-2/PALSAR-2で捉えた2016年熊本地震による地表面変動

6) 松四 雄騎 先生 南阿蘇村における斜面変動について

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下記の通り,2016年度最初の防災研地震・火山グループ研究会を開催いたします.
今回は,地震予知センターの新任教員である山下さんと宮崎さんに講演をお願いしております.

皆様お誘い合わせの上,是非ご参加いただきますようお願い申し上げます.

 

-------------- 2016年4月 地震・火山グループ研究会 -------------

日時:2016年4月22日(金)15:00-17:00(終了予定)
会場:京都大学宇治キャンパス 本館S棟 S-519D
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_uji.htm
(構内マップ中の27番の建物です)

1) 発表者:山下 裕亮(地震予知研究センター)
タイトル:九州東方・日向灘におけるスロー地震の海底観測

要旨:九州東方の日向灘は南海トラフの西端部に位置し,M7級の海溝型地震が
繰り返し発生する領域である.最近約20年の地震・地殻変動観測により,日向
灘周辺ではスロースリップや深部低周波微動,浅部超低周波地震などのスロー
地震活動が明らかにされてきた.本発表では,2013年にプレート境界浅部のス
ロー地震活動をより詳細に調査するために行った海底地震観測により明らかと
なった浅部低周波微動活動について紹介すると共に,浅部スロー地震に関する
観測研究の現在の課題と取り組みについて,地震予知研究センター・宮崎観測
所における今後の研究計画を含め議論する.


2) 発表者:宮崎 真大(地震予知研究センター)
タイトル:内陸域におけるスロー地震と地震発生過程の理解に向けて

要旨:南海トラフやサンアンドレアス断層などのプレート境界近傍では,
非火山性微動や超低周波地震をはじめとした通常の地震よりも継続
時間の長い様々なタイプの地震が発見されてきた.それらはスロー地震
(Slow earthquakes)と呼ばれ,断層上のすべり現象として理解が進んできた.
一方,報告例は少ないものの内陸域においてもスロー地震が発生している
ことが明らかになってきている.
本発表では,その中の1つである日奈久断層での研究成果について報告する.
日奈久断層では,非火山性微動が遠地地震の表面波に同期して発生している他,
定常的な活動も小規模ながら発生している.一方で,超低周波地震やスロー
スリップイベントといった規模の大きなスロー地震は確認できていないなど,
プレート境界で発生しているものと異なる点もある.今後,内陸域においても
検出報告例が増えることで地震発生過程の理解につながると期待される.


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●2016年度 地震・火山グループ研究会 予定
6/24(金)、7/29(金)、10/28(金)、11/25(金)、3/31(金)

下記の通り,2016年度最初の防災研地震・火山グループ研究会を開催いたします.
熊本地震の発生を受けまして、今回は熊本地震に関する特集を行います.
大変お忙しい中ではございますが、先生方に最新の知見に関する15分ほどのご紹介を
お願いいたしました.

皆様お誘い合わせの上,是非ご参加いただきますようお願い申し上げます.

なお,本研究会は専門家,研究者向けです.

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 ●2016年4月 地震・火山グループ研究会

 日時:2016年4月22日(金)15:00-17:00
 会場:京都大学宇治キャンパス 連携研究棟 301号室
 http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_uji.htm
 (構内マップ中の77番の建物です)  

1) 西村 卓也 先生 GNSS観測データに基づく西日本のひずみ集中帯とブロック断層モデル

2) 後藤 浩之 先生 熊本地区の地震被害状況調査(速報)

3) 浅野 公之 先生 強震波形による2016年熊本地震の震源過程

4) 倉田 真宏 先生 2016年熊本地震における建築物の被害傾向

5) 橋本 学 先生 ALOS-2/PALSAR-2で捉えた2016年熊本地震による地表面変動

6) 松四 雄騎 先生 南阿蘇村における斜面変動について

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下記の通り,2016年度最初の防災研地震・火山グループ研究会を開催いたします.
今回は,地震予知センターの新任教員である山下さんと宮崎さんに講演をお願いしております.

皆様お誘い合わせの上,是非ご参加いただきますようお願い申し上げます.

 

-------------- 2016年4月 地震・火山グループ研究会 -------------

日時:2016年4月22日(金)15:00-17:00(終了予定)
会場:京都大学宇治キャンパス 本館S棟 S-519D
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_uji.htm
(構内マップ中の27番の建物です)

1) 発表者:山下 裕亮(地震予知研究センター)
タイトル:九州東方・日向灘におけるスロー地震の海底観測

要旨:九州東方の日向灘は南海トラフの西端部に位置し,M7級の海溝型地震が
繰り返し発生する領域である.最近約20年の地震・地殻変動観測により,日向
灘周辺ではスロースリップや深部低周波微動,浅部超低周波地震などのスロー
地震活動が明らかにされてきた.本発表では,2013年にプレート境界浅部のス
ロー地震活動をより詳細に調査するために行った海底地震観測により明らかと
なった浅部低周波微動活動について紹介すると共に,浅部スロー地震に関する
観測研究の現在の課題と取り組みについて,地震予知研究センター・宮崎観測
所における今後の研究計画を含め議論する.


2) 発表者:宮崎 真大(地震予知研究センター)
タイトル:内陸域におけるスロー地震と地震発生過程の理解に向けて

要旨:南海トラフやサンアンドレアス断層などのプレート境界近傍では,
非火山性微動や超低周波地震をはじめとした通常の地震よりも継続
時間の長い様々なタイプの地震が発見されてきた.それらはスロー地震
(Slow earthquakes)と呼ばれ,断層上のすべり現象として理解が進んできた.
一方,報告例は少ないものの内陸域においてもスロー地震が発生している
ことが明らかになってきている.
本発表では,その中の1つである日奈久断層での研究成果について報告する.
日奈久断層では,非火山性微動が遠地地震の表面波に同期して発生している他,
定常的な活動も小規模ながら発生している.一方で,超低周波地震やスロー
スリップイベントといった規模の大きなスロー地震は確認できていないなど,
プレート境界で発生しているものと異なる点もある.今後,内陸域においても
検出報告例が増えることで地震発生過程の理解につながると期待される.


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●2016年度 地震・火山グループ研究会 予定
6/24(金)、7/29(金)、10/28(金)、11/25(金)、3/31(金)

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© Research Center for Earthquake Hazards.

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