2020年度(令和2年度)第2回の地震・火山グループ研究会開催をお知らせいたします。
-------------- 2020年12月 地震・火山グループ研究会 -------------
-------------- Colloquium of Earthquake and Volcano Hazard Group --------------
日 時:2020年12月18日(金) 13:30~15:00
Date & Time: 1:30pm-3:00pm December 18, 2020 (Fri.)
場 所:Zoom
Place: Zoom
講演者:倉田 真宏(京都大学防災研究所 地震防災研究部門)
題 目:E-ディフェンス実験の現場から ~災害時重要施設を想定した実大鉄骨造病院試験体の震動台実験~
要 旨:
2020年12月1日から8日にかけて、世界最大の「実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)」を活用して、渡り廊下で繋がれた耐震構造の4階建て鉄骨造建物と免震構造の3階建て鉄骨造建物を同時に揺らす実大振動台実験を実施しました。
地震発生後に、災害拠点病院など地域医療の拠点となる施設が事業継続を継続できるかを迅速に判定する手法を確立するため、①天井・間仕切壁・高架水槽・設備配管・エクスパンションなどの非構造部材や設備機器を含む建物の機能検証および構造体及び非構造部材の損傷把握システムの開発に資するデータの収集・整備、②各診療科の医療行為を支える高機能設備を、京都大学医学部附属病院との密な連携により再現し、地震時挙動の把握と機能損失度の定量的評価法の検証、③機能損失度の予測精度向上と即時把握方法の検討に取り組んでいます。また、2020年12月14日から17日にかけて、同試験体の一部を再利用して、構造物の層間変形と床加速度をバランスよく低減することが可能なFrame-spine-FLC制振システムを用いた日米共同研究を実施しました。今回はオンラインでのグループ研究会ですので、E-ディフェンスの現場から、実験計画の紹介、実験後の試験体解説、実験映像の紹介、などをさせていただきます。
2020年度(令和2年度)第2回の地震・火山グループ研究会開催をお知らせいたします。
-------------- 2020年12月 地震・火山グループ研究会 -------------
-------------- Colloquium of Earthquake and Volcano Hazard Group --------------
日 時:2020年12月18日(金) 13:30~15:00
Date & Time: 1:30pm-3:00pm December 18, 2020 (Fri.)
場 所:Zoom
Place: Zoom
講演者:倉田 真宏(京都大学防災研究所 地震防災研究部門)
題 目:E-ディフェンス実験の現場から ~災害時重要施設を想定した実大鉄骨造病院試験体の震動台実験~
要 旨:
2020年12月1日から8日にかけて、世界最大の「実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)」を活用して、渡り廊下で繋がれた耐震構造の4階建て鉄骨造建物と免震構造の3階建て鉄骨造建物を同時に揺らす実大振動台実験を実施しました。
地震発生後に、災害拠点病院など地域医療の拠点となる施設が事業継続を継続できるかを迅速に判定する手法を確立するため、①天井・間仕切壁・高架水槽・設備配管・エクスパンションなどの非構造部材や設備機器を含む建物の機能検証および構造体及び非構造部材の損傷把握システムの開発に資するデータの収集・整備、②各診療科の医療行為を支える高機能設備を、京都大学医学部附属病院との密な連携により再現し、地震時挙動の把握と機能損失度の定量的評価法の検証、③機能損失度の予測精度向上と即時把握方法の検討に取り組んでいます。また、2020年12月14日から17日にかけて、同試験体の一部を再利用して、構造物の層間変形と床加速度をバランスよく低減することが可能なFrame-spine-FLC制振システムを用いた日米共同研究を実施しました。今回はオンラインでのグループ研究会ですので、E-ディフェンスの現場から、実験計画の紹介、実験後の試験体解説、実験映像の紹介、などをさせていただきます。
© Research Center for Earthquake Hazards.
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