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地震・火山研究グループ研究会5月

Seismic and Volcanic Hazards Mitigation Research Group Workshop (May, 2013)

セミナー等

SEMINARS

更新日:2013.05.01

Updated: 2013.05.01

下記の通り、5月の防災研地震火山グループ研究会を開催いたします。
今月は、防災研地震予知研究センターの新任教員である 西村卓也 准教授に、これまでの研究成果を紹介していただきます。 

皆様お誘い合わせの上,是非ご参加いただきますよう お願い申し上げます。

 

5月地震・火山グループ研究会

日時:2013年5月31日(金)14:00 - 15:30
会場:京都大学防災研究所 連携研究棟 3階 大セミナー室
http://www.dpri.kyoto-u.ac.jp/web_j/contents/tatemono_j.html
(地図中の5番の建物です)

スピーカー:西村卓也 准教授(防災研究所)
タイトル:
GNSSデータを用いたフィリピン海プレートの沈み込みに伴う短期的スロースリップイベントの検出


【要旨】
GNSSデータを用いてフィリピン海プレート北縁部(日向灘~南海トラフ~相模ト ラフ) で発生する短期的スロースリップイベント(以下,SSE)の検出を試み た.その結果,従来から傾斜計データ等によって報告されている深部低周波微動 を伴う 南海トラフ沿いの短期的SSEに加えて,日向灘や相模トラフにおいても短期的 SSEによると考えられる多数の変動イベントを検出することに成功した.検出さ れたイ ベント数は約15年間で218個であり,その中で最大のものは,2007年 4月に房総半島はるか沖で発生したMw6.7相当のイベントである.四国西部から東 海地方 にかけての短期的SSEは,深部低周波微動発生域の深さ 30-40kmで発生するイベントがほとんであるが,日向灘や相模トラフでは,プ レート境界 浅部(30km以浅)でも発生している.

下記の通り、5月の防災研地震火山グループ研究会を開催いたします。
今月は、防災研地震予知研究センターの新任教員である 西村卓也 准教授に、これまでの研究成果を紹介していただきます。 

皆様お誘い合わせの上,是非ご参加いただきますよう お願い申し上げます。

 

5月地震・火山グループ研究会

日時:2013年5月31日(金)14:00 - 15:30
会場:京都大学防災研究所 連携研究棟 3階 大セミナー室
http://www.dpri.kyoto-u.ac.jp/web_j/contents/tatemono_j.html
(地図中の5番の建物です)

スピーカー:西村卓也 准教授(防災研究所)
タイトル:
GNSSデータを用いたフィリピン海プレートの沈み込みに伴う短期的スロースリップイベントの検出


【要旨】
GNSSデータを用いてフィリピン海プレート北縁部(日向灘~南海トラフ~相模ト ラフ) で発生する短期的スロースリップイベント(以下,SSE)の検出を試み た.その結果,従来から傾斜計データ等によって報告されている深部低周波微動 を伴う 南海トラフ沿いの短期的SSEに加えて,日向灘や相模トラフにおいても短期的 SSEによると考えられる多数の変動イベントを検出することに成功した.検出さ れたイ ベント数は約15年間で218個であり,その中で最大のものは,2007年 4月に房総半島はるか沖で発生したMw6.7相当のイベントである.四国西部から東 海地方 にかけての短期的SSEは,深部低周波微動発生域の深さ 30-40kmで発生するイベントがほとんであるが,日向灘や相模トラフでは,プ レート境界 浅部(30km以浅)でも発生している.

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© Research Center for Earthquake Hazards.

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