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大見先生 集中講義「地球惑星科学展望」(4月3-4日)

大見先生 集中講義「地球惑星科学展望」(4月3-4日)

セミナー等

SEMINARS

更新日:2025.03.28

Updated: 2025.03.28

2024年4月3日(木)・4日(金)の日程で集中講義「地球惑星科学展望」が開講され、大見士朗教授が登壇します.
プログラム・要旨はこちらをご覧ください。

4月 3日 (木) 13:15–14:00
場所:吉田キャンパス 理学研究科 1号館 517号室 (大会議室)
講師:大見 士朗
題目:観測地震火山学へのいざない
要旨:地球惑星科学に限らず、自然科学の研究では、自然を理解するための仮説を立て、これを検証するための実験や観測によりデータを収集・解析し、仮説の検証を試みるという手順を踏みます。地震学や火山学の世界でも、いうまでもなく「観測」はデータ収集の大きな部分を占めます。ここでは、日本の北アルプスと南アジアのブータンという、一見、どのような関係があるか理解に苦しむ2つの地域での観測研究を紹介します。前者は日本の北アルプス(飛騨山脈)地域の地震・火山防災に資するための、後者はブータンヒマラヤ地域の地震防災に資するための観測研究です。キーワードは、どちらも、地震・火山の観測研究の空白域、いわば未踏の地域であり、我々が初めて組織的かつ持続可能な観測研究を目指した場所であるというところです。いずれのフィールドでも、これまで見えていなかった事象に我々が初めて光を当てたという意味で格別なものがあります。大学院在学期間は、必ずしも観測研究には充分な時間ではないかもしれませんが、容易には入手できないデータを使った研究の楽しさを感じていただけたらと思います。

2024年4月3日(木)・4日(金)の日程で集中講義「地球惑星科学展望」が開講され、大見士朗教授が登壇します.
プログラム・要旨はこちらをご覧ください。

4月 3日 (木) 13:15–14:00
場所:吉田キャンパス 理学研究科 1号館 517号室 (大会議室)
講師:大見 士朗
題目:観測地震火山学へのいざない
要旨:地球惑星科学に限らず、自然科学の研究では、自然を理解するための仮説を立て、これを検証するための実験や観測によりデータを収集・解析し、仮説の検証を試みるという手順を踏みます。地震学や火山学の世界でも、いうまでもなく「観測」はデータ収集の大きな部分を占めます。ここでは、日本の北アルプスと南アジアのブータンという、一見、どのような関係があるか理解に苦しむ2つの地域での観測研究を紹介します。前者は日本の北アルプス(飛騨山脈)地域の地震・火山防災に資するための、後者はブータンヒマラヤ地域の地震防災に資するための観測研究です。キーワードは、どちらも、地震・火山の観測研究の空白域、いわば未踏の地域であり、我々が初めて組織的かつ持続可能な観測研究を目指した場所であるというところです。いずれのフィールドでも、これまで見えていなかった事象に我々が初めて光を当てたという意味で格別なものがあります。大学院在学期間は、必ずしも観測研究には充分な時間ではないかもしれませんが、容易には入手できないデータを使った研究の楽しさを感じていただけたらと思います。

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© Research Center for Earthquake Hazards.

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