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小原先生 集中講義(2月14-15日)

Special lecture by Dr. Kazushige OBARA

セミナー等

SEMINARS

更新日:2022.02.07

Updated: 2022.02.07

  • 開催場所:京都大学 防災研究所 連携研究棟301号室(大セミナー室)
  • Place: 京都大学 防災研究所 連携研究棟301号室(大セミナー室)
  • 〒611-0011 京都府宇治市五ヶ庄
  • 〒611-0011 京都府宇治市五ヶ庄
  • 開催日時:令和4年2月14日(月) ~ 15日(火)
  • Date and Time: 令和4年2月14日(月) ~ 15日(火)

下記の通り、本年度地震予知研究センター客員教授の小原先生(東京大学)による集中講義を開催いたします。
皆様のご参加お待ちしております。

講  師:小原 一成 先生(東京大学地震研究所・教授 / 地震予知研究センター客員教授)
場  所:京都大学防災研究所 連携研究棟301号室(大セミナー室)
         http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_uji.html
         (構内マップ中の77番の建物です。)
     または オンライン (Zoom)
日  程:2022年2月14日(月)・15日(火)

講義内容:
2月14日
  9:00-10:30 講義1:スロー地震発見の背景
10:45-12:15 講義2:スロー地震発見の過程
13:45-15:15 講義3:スロー地震の検出と特徴(低周波微動・地震)
15:30-17:00 講義4:スロー地震の検出と特徴(深部ETS)

2月15日
  9:00-10:30 講義5:スロー地震の検出と特徴(浅部超低周波地震)
10:45-12:15 講義6:地震の検出と特徴(スロースリップイベント)
13:45-15:15 講義7:スロー地震の検出と特徴(世界のスロー地震)
15:30-17:00 特別セミナー

特別セミナー
スロー地震の発生様式に関する新たな描像~普遍性と多様性の視点から~

阪神・淡路大震災を契機として整備された地震・地殻変動観測網により、2000年前後に南海トラフ沈み込み帯において長期的スロースリップイベントや深部低周波微動が発見されてから、20年以上が経過した。その間に、時定数や発生深度の異なる様々なスロー地震が次々と見つかってきた。特に近年の海域観測技術の発達による浅部スロー地震の検出は目覚ましい。その結果、当初は南海トラフの浅部と深部におけるスロー地震の組み合わせが異なっていたが、現時点では同様の複数種類のスロー地震が検出されるなど、より普遍的であることが分かってきた。一方、スロー地震の定量的評価が進み、不均質性も明らかになっている。このように、観測網の展開、モニタリングの継続、研究手法の高度化等により、スロー地震の描像が変化してきたことを踏まえ、普遍性と多様性の視点から、改めてスロー地震の発生様式を整理する。セミナーでは、スロー地震の普遍的特徴、スロー地震分布の空間的不均質性、スロー地震活動時間変化の空間依存性などを紹介するとともに、現状の未解決課題についても触れる予定である。

下記の通り、本年度地震予知研究センター客員教授の小原先生(東京大学)による集中講義を開催いたします。
皆様のご参加お待ちしております。

講  師:小原 一成 先生(東京大学地震研究所・教授 / 地震予知研究センター客員教授)
場  所:京都大学防災研究所 連携研究棟301号室(大セミナー室)
         http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_uji.html
         (構内マップ中の77番の建物です。)
     または オンライン (Zoom)
日  程:2022年2月14日(月)・15日(火)

講義内容:
2月14日
  9:00-10:30 講義1:スロー地震発見の背景
10:45-12:15 講義2:スロー地震発見の過程
13:45-15:15 講義3:スロー地震の検出と特徴(低周波微動・地震)
15:30-17:00 講義4:スロー地震の検出と特徴(深部ETS)

2月15日
  9:00-10:30 講義5:スロー地震の検出と特徴(浅部超低周波地震)
10:45-12:15 講義6:地震の検出と特徴(スロースリップイベント)
13:45-15:15 講義7:スロー地震の検出と特徴(世界のスロー地震)
15:30-17:00 特別セミナー

特別セミナー
スロー地震の発生様式に関する新たな描像~普遍性と多様性の視点から~

阪神・淡路大震災を契機として整備された地震・地殻変動観測網により、2000年前後に南海トラフ沈み込み帯において長期的スロースリップイベントや深部低周波微動が発見されてから、20年以上が経過した。その間に、時定数や発生深度の異なる様々なスロー地震が次々と見つかってきた。特に近年の海域観測技術の発達による浅部スロー地震の検出は目覚ましい。その結果、当初は南海トラフの浅部と深部におけるスロー地震の組み合わせが異なっていたが、現時点では同様の複数種類のスロー地震が検出されるなど、より普遍的であることが分かってきた。一方、スロー地震の定量的評価が進み、不均質性も明らかになっている。このように、観測網の展開、モニタリングの継続、研究手法の高度化等により、スロー地震の描像が変化してきたことを踏まえ、普遍性と多様性の視点から、改めてスロー地震の発生様式を整理する。セミナーでは、スロー地震の普遍的特徴、スロー地震分布の空間的不均質性、スロー地震活動時間変化の空間依存性などを紹介するとともに、現状の未解決課題についても触れる予定である。

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© Research Center for Earthquake Hazards.

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