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本間先生 セミナー(7月30日)

本間先生 セミナー(7月30日)

セミナー等

SEMINARS

更新日:2015.07.24

Updated: 2015.07.24

下記の要領で,防災研・気象水文リスク情報研究分野 特定助教の本間基寛さんに ご講演頂きます.

気象災害を基にした研究ですが,地震の予測情報への対応にも深く関連するため, 9月に本間さんが防災研を去られてしまう前に,地震予知センターで講演をお願い しました(もちろん,気象・水象や地盤の方なども歓迎です).

興味のある方は,是非ご参集下さい. 

日程: 7月30日(木)
時間: 16:00 - 17:00
場所: 本館E-232Dセミナー室
講演者: 本間基寛(防災研究所気象・水象災害研究部門 気象水文リスク情報研究分野 特定助教)
要旨:
一般市民がどのように災害情報を認識し,避難行動の意識決定や実施を行っているのかを把握するためのインターネットアンケート調査を行い,アンサンブル予測計算の結果のような確率的な予測情報を市民に理解し,活用してもらうための効果的な表現方法を検討した. 本調査では,インターネット画面を通じて大雪に関する仮想的な予測情報を提示し,情報取得後の印象や行動意図を尋ねた. 予測情報の提示にあたっては,複数の予測情報の提示数や不確実性の表現方法を変え,それぞれの提示方法が受け手へ与える効果を様々な視点から整理した. その結果,複数の予測情報に確率値を付記して提示した場合,確率が明瞭に高い予測が含まれる予報内容のときは,「わかりやすい」と感じる人が多く,「リスク回避行動」を取ろうとする人も多いことが示された. また,「大雪のおそれあり」の予報を出しても,その確率が低いとリスク回避意向は高まらないので,注意が必要である.

下記の要領で,防災研・気象水文リスク情報研究分野 特定助教の本間基寛さんに ご講演頂きます.

気象災害を基にした研究ですが,地震の予測情報への対応にも深く関連するため, 9月に本間さんが防災研を去られてしまう前に,地震予知センターで講演をお願い しました(もちろん,気象・水象や地盤の方なども歓迎です).

興味のある方は,是非ご参集下さい. 

日程: 7月30日(木)
時間: 16:00 - 17:00
場所: 本館E-232Dセミナー室
講演者: 本間基寛(防災研究所気象・水象災害研究部門 気象水文リスク情報研究分野 特定助教)
要旨:
一般市民がどのように災害情報を認識し,避難行動の意識決定や実施を行っているのかを把握するためのインターネットアンケート調査を行い,アンサンブル予測計算の結果のような確率的な予測情報を市民に理解し,活用してもらうための効果的な表現方法を検討した. 本調査では,インターネット画面を通じて大雪に関する仮想的な予測情報を提示し,情報取得後の印象や行動意図を尋ねた. 予測情報の提示にあたっては,複数の予測情報の提示数や不確実性の表現方法を変え,それぞれの提示方法が受け手へ与える効果を様々な視点から整理した. その結果,複数の予測情報に確率値を付記して提示した場合,確率が明瞭に高い予測が含まれる予報内容のときは,「わかりやすい」と感じる人が多く,「リスク回避行動」を取ろうとする人も多いことが示された. また,「大雪のおそれあり」の予報を出しても,その確率が低いとリスク回避意向は高まらないので,注意が必要である.

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© Research Center for Earthquake Hazards.

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