応用地球電磁気学ゼミナール（電磁気ゼミ）をご案内いたします。
奮ってご参加ください。

*・*・*・*・*・*・◆　　　電磁気ゼミのご案内　　　◆・*・*・*・*・*・*

科目：応用地球電磁気ゼミナール（修士・博士）
日時：2020年10月19日　14：00～
場所：オンライン(Zoom)

発表者： 山崎健一
タイトル： 地磁気時間変化に含まれる全球的変動と地殻起源変動の識別
要旨：
　地表で観測される地磁気時間変化の一部は、地殻内の現象（温度・応力の変化・ほか）に起因する。これを調べれば、地磁気観測から地殻内の現象を推定することができるはずである。実際に火山では地磁気観測は　温度変化を推定する有効な手段として活用されている。しかし一般には、地磁気時間変化の大部分は地球深部（外核）と超高層（電離層・磁気圏）に起因する全球的変動であり、地殻から生じる変化を正確に調べるには両者を適切に識別する必要がある。その方法のひとつとして、やや古い研究だが、主成分分析に基づく方法と結果の例を紹介する。
　参考論文：
　Yamazaki & Sakanaka (2011), Localized changes in geomagnetic total intensity values prior to the 1995 Hyogo-ken Nanbu (Kobe) earthquake. J. Geodynamics, 51, 37-43. doi:10.1016/j.jog.2010.06.003
　あわせて、より一般的な全球地磁気モデルに基づく方法と計画を紹介する。

今後の予定
10月26日　佐藤真也（工学研究科）
11月02日　休み（SGEPSS）
11月09日　（兵庫県立大）
11月16日　鈴木健士
11月23日　休日
11月30日　（兵庫県立大）
12月07日　林智恒
01月04日　休み
01月11日　休日
01月18日　公聴会期間のため休み
01月25日　TBD

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