応用地球電磁気学ゼミナール（電磁気ゼミ）をご案内いたします。
奮ってご参加ください。

*・*・*・*・*・*・◆　　　電磁気ゼミのご案内　　　◆・*・*・*・*・*・*

科目：応用地球電磁気ゼミナール（修士・博士）
日時：2021年6月14日　14：00～
場所：オンライン(Zoom)

発表者： 山崎健一
タイトル：
巨大地震直前の TEC 増大に関連する誌上論争の要点（~2014）
内容：
Heki (2011) は、2011年東北沖地震発生の約40分前から電離圏全電子数（TEC）が増大していたことを見つけた、と GRL で報告した[1]。この報告に関して、観測事実とその解釈に関する論争が JGR-Space Physics 誌上で続いている。
今回は、そのうち2014年までのもの [2-5] の主要な論点を紹介する。

対象論文
[1] Heki (2011), Ionospheric electron enhancement preceding the 2011 Tohoku-Oki earthquake.
doi:10.1029/2011GL047908.
[2] Kamogawa & Kakinami (2013), Is an ionospheric electron enhancement preceding the 2011 Tohoku-Oki earthquake a precursor?
doi:10.1002/jgra.50118.
[3] Heki & Enomoto (2013), Preseismic ionospheric electron enhancements revisited.
doi:10.1002/jgra.50578.
[4] Utada & Shimizu (2014), Comment on “Preseismic ionospheric electron enhancements revisited” by K. Heki and Y. Enomoto.
doi:10.1002/2014JA020044.
[5] Heki & Enomoto (2014), Reply to comment by K. Heki and Y. Enomoto on “Preseismic ionospheric electron enhancements revisited”.
doi:10.1002/2014JA020223.

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今後の予定
06月21日　藤浩明
06月28日　吉村令慧
07月05日　吉村・山﨑
07月12日　林智恒
07月19日　乾太生
07月26日　石橋桜